落書き消して犯罪抑止 関東学院生ら92人が活動
まちをきれいにする会と小田原市は10月11日、市内南板橋の壁面の落書き消しを行った。関東学院大学の学生や地元自治会員らも参加し、消去剤を使ってハケとタオルで落書きを一掃した。
市は、「小田原市きれいなまちと良好な生活環境をつくる条例」を2009年度に施行。以降、ボランティア団体のきれいにする会とともに落書き消しに取り組んできた。
今回は、有志の関東学院大生23人も協力。永田真美さん(法学部3年)は「消す作業は大変だったけれどきれいになって気持ちいい」と話し、岡勝一さん(同3年)も「地域に貢献できてよかった」と充実した表情を浮かべていた。
6年超で5520個
きれいにする会の西島摩瑳顕(まさあき)会長(78)は、6年以上前から市内の落書きを消してきた。「今日の消去活動で5520個目。まちをきれいにすると犯罪も減ると思う。これからも活動を続けていきたい」と意欲をみせた。
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