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ロックバンド「タイニースター」のボーカルでCDデビューした 具志堅 永美さん 旭丘高校 3年 

公開:2014年10月25日

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乗り越えてつかむ

 ○…壁を乗り越え、念願のCDデビューを果たした。10月20日に都内で開催された発売記念イベントでは、迫力のある歌声を披露。「今までで一番盛り上がったと思う。デビューの実感はあまりないけど、うれしい。歌が好きだから」。溢れる笑顔が、いまの充実感を物語っている。

 ○…今ではステージ上で物怖じしないパフォーマンスを見せる彼女だが、もともとは歌うことが苦手だった。「本当に下手で。家で歌っていたらお母さんにズバッと言われちゃうし」。それでも歌が好きだった少女は、小学6年のときにボイストレーニングへ通い始めた。1日2時間、月2回のペースで教室へ足を運び、ぐんぐん上達。中学3年まで続け、高校入学を機に軽音楽部へ。高校1年の夏には観客の前で初めて歌い、頭が真っ白になった。途中の記憶もない。それでも、「友達に『カッコよかった』って言われたのがすごくうれしくて。それからはもう夢中ですよね」。今年の夏には、知人と組んで出場した小田原の音楽イベント「姿麗人(しゃれいど)甲子園」でも優勝した。

 ○…趣味はやっぱり音楽。洋楽歌手のライブに行ったりカラオケではしゃいだり。学校では軽音楽部の部長や学級委員も務める。陽気でしっかりものというキャラクターの反面、ライブ会場に持参しなければならないマイクを忘れてしまったことも。「抜けているんですよねぇ」と自らを笑うあたりが愛らしい。

 ○…インディーズアルバムに収録された『hang on(ハングオン)』は、自身が中心となって作詞・作曲。「いろんな人に共感してもらえるような曲にしたかった。聴いたら笑顔になってくれるような」と想いを語る。記念すべきデビュー曲の制作には3カ月かかった。メンバー間で意見がぶつかり、けんかも繰り返した。そうして完成した英語曲のサビがお気に入りだ。『壁を乗り越えたら手に入る-』。メジャーデビューという夢へ、新たな一歩を刻んだ。
 

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