第34回小田原カップサッカーフェスティバルU―12(6年生大会)で矢作SCが初優勝した。
市内外から32チームが参加し、11月16日まで上府中公園などで開催された同大会。矢作SCは予選リーグを3連勝で1位通過、決勝トーナメントでは1回戦で友愛SC、準決勝でFC今宿に辛くも勝利。決勝の足柄FC戦も、頂点を決める試合にふさわしい大接戦となり、両チーム無得点のまま、勝負の行方はPK戦へ。ゴールキーパーの岸大介君が好セーブを連発し、頂点を手繰り寄せた。どの試合も僅差ばかりで、手に汗にぎる大会を制した矢作イレブンは、涙で初優勝の喜びを分かち合った。
河野浩二監督は「小田原カップ優勝を合言葉に取り組んできた。試合ごとにヒーローが生まれ、全員が攻守に渡り協力したプレーを見せてくれた」と振り返った。副キャプテンの星野悠太君も「1年からサッカーを始め、小田原で頂点に立つことを目標に、自分がチームの為に何ができるかを考えてやってきた。最後に優勝できてうれしい」と喜びを語った。