旭丘高校3年のプロサーファー松下諒大君=写真=が、ASP(世界プロサーフィン連盟)の今シーズンの日本チャンピオンに輝いた。
各大会で獲得したポイントの合計により決定する年間総合順位。11月に台湾で開催された最終戦を前に、チャンピオンを狙えるのはランキング1位で迎えた松下君と、僅差で2位につけていた仲村拓久未プロの2人だけだった。準々決勝で奇しくも1対1の直接対決となり、「良い波に乗るしかない」と気合を入れて臨んだ松下君。試合は、1本先制するも、すぐに逆転されるデッドヒートに。しかし、「冷静に」と自分に言い聞かせて掴んだ良い波で、9・0の高得点を叩き出した。松下君は「緊張せずやりきれていれば10・0(満点)も出せたはず」と負けん気の強さを見せるが、これが決定打となり勝利した。「学生のうちにチャンピオンになれるとは思っていなかった。これも応援してくれたみんなのおかげ。来年も勝ち続けることで恩返しがしたい」と松下君は感謝の気持ちを述べた。
次世代の道標に世界へ飛べ 高校生プロ
日中は波を求めることからプロサーファーは定時制高校に進む人が多い。しかし「普通科でもやれることを証明したい」と強く発言してきた松下君。最近では中学3年の後輩から「学校見学に行ってきた」と聞くのがうれしいという。「先生の理解もあるし、今の学校だからここまで来られた。少しは次の世代にレールが敷けたと思う。あとは無事卒業するだけ」と笑った。
来年は学校を卒業し、今以上に競技に打ち込めることから「少しずつ世界で戦いたい」と闘志を燃やしている。
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