徐々に開花し始めた城山3丁目の桜。住民や行政が今後の方針を模索する中、4月4日(土)には桜について考えるイベントが開催される。
発起人は、桜の伐採中止を求めた地元の瀬戸ひふ美さん(31)。「地元の方だけでなく多くの人に参加してもらい、満開の桜を見ながら話し合えれば」とねらいを語る。『桜の保全を考えるワークショップ』と題し、午後1時30分から午後3時30分まで。参加無料、小雨決行。伐採された場所(城山3の16の22)に集合。
当日は、(株)湘南グリーンサービス(藤沢市)の代表を務める樹木医・冨田改さん(69)も参加。3丁目の桜を一緒に見てまわり、1本ごとの状況や、健康状態をチェックできるポイントを説明する。桜の見学後には、参加者らで意見交換を行う予定。(問)瀬戸さん【携帯電話】090・6031・7912
課題が生んだ新たな可能性
地元住民には、自治会を通じてイベントの案内書が回覧板でまわされた。また、市みどり公園課にも瀬戸さんから書面が手渡された。
3丁目の桜を通しては、課題が浮き彫りとなった。「安全性」と「景観」の間でゆれた伐採の賛否、回覧板による情報共有の難しさ、行政の一括管理で生じる弊害など。一方、今回の件で一部住民からは「桜を行政と住民で協働管理できないか」というアイデアもあがった。
瀬戸さんも期待を膨らませる。「自分も地域への関心が薄かった。桜をきっかけに住民同士や行政、自治会が結びつけばもっといい地域になる」。
(了)
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