小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年4月4日
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敦賀気比高の優勝で幕を閉じた選抜高校野球大会。小田原からも江藤勇治君と勝俣翔貴君(共に小田原足柄シニア出身・3年)が、東海大菅生高(東京都)の一員として出場した。
3月21日の大阪桐蔭高との初戦に江藤君が1番ショート、勝俣君が3番ピッチャーで先発出場。チームは強豪打線に捕まり、8―0と敗れたが、勝俣君はヒット2本を放ち、江藤君もヒット性の打球を好守で阻むなど意地を見せた。
初めての甲子園を経験し、江藤君は「もう一度この大舞台でプレーしたいという思いが強くなった」と話し、勝俣君は「自分のプレーをさせてもらえなかった」と悔しさをにじませた。
選抜大会を終えたばかりだが、2人は地元に帰省する間もなく練習を再開した。江藤君は「夏は打撃力をつけて挑みたい」、勝俣君も「夏こそ甲子園で自分のプレーができるようにしたい」とすでに前を見据える。選抜で味わった悔しさは最後の夏で晴らすつもりだ。夏の甲子園出場をかけた西東京大会は7月4日(土)に開幕する。