報徳思想で経済活性化を 神戸(かんべ)ひでのり
少子高齢化の時代にあって、子どもを産み育てやすい環境づくりと、高齢者が生き生きと元気に過ごすことのできる地域づくり、その前提となる安心安全が行き届いたまちを実現していくことは、定住人口の増加へと結びつきます。こうした定住人口増加に向けた、子育て支援・福祉の充実・防犯対策などの施策を実行するためには、充実した財源を確保することが求められます。まずは交流人口の増加を促す施策を実施し、安定的な財源を確保していくことから取り組む必要があると考えます。
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」と二宮尊徳先生は唱えました。これを踏まえた上での地域経済の活性化を実現することは、地域の賑わいを生み出し、雇用創出・税収増加へと繋がります。財源確保から、地域福祉の充実に還流させていく。このまちらしい精神性に抱かれた生き方を尊重し、日々の営みに向かい合うことのできる市政を実現すべきです。
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