小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年5月16日
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噴火警戒レベルが2に上がり、大涌谷周辺の出入りが規制されて1週間が経った。箱根町は、5月11日に温泉供給の保守関係者に条件付きで立ち入りを認めるなど、刻々と変わる状況を分析しつつ、温泉の供給体制維持を探っている。
気象庁は、現地周辺に遠望カメラや噴火などに伴う空気の振動を観測する空振計を設置するなど、監視体制を強めている。また今後の規制については「仮に地震発生回数や地殻変動、蒸気噴出が落ち着いても1カ月以上は観察が必要」としており、中長期化する可能性がある。火山活動の活発化で、蒸気が激しい音を立てて噴き出す「暴噴」は、14年前に確認された際は、沈静化に5カ月を要した。
箱根町の山口昇士町長は風評問題について「町が一つになり、払拭に取り組まねば」と話している。
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