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湘南ベルマーレフットサルクラブで唯一、小田原出身選手として活躍する 成澤晃(ひかる)さん 市内柳新田在住 18歳

公開:2015年5月16日

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日焼けが示す 成長の証

 ○…5月10日のホーム開幕戦。残念ながらピッチに立つことはできなかった。得点のチャンスがありながら、決めきれずに敗れたチームを歯がゆく思いながらも「自分なら」というイメージを重ねた。「次は自分が出て勝てるようにしたい」。俯きながらもそう力強く語った。

 ○…報徳小、城北中、吉田島総合高校(開成町)を卒業。チーム唯一の小田原出身選手だ。昨年は、現役高校生ながら公式戦に11試合に出場した。今シーズンは初ゴールの期待がかかるが、目標は大きく「二桁得点」。「必ず果たします。もう子どもじゃないので」。はにかむ少年の笑顔から一瞬覗いたアスリートとしての決意。今シーズンの活躍を予感させた。

 ○…小学1年で始めたサッカーはどうしても好きになれなかった。3年の時、幼馴染の誘いで通ったフットサル教室で、魅力にはまった。自ら「メンタルが弱く、練習熱心ではなかった」というが、フットサルから「出来なかったことができるようになる面白さ」を教わった。好きこそ物の上手なれ。クラブチームの入団テストにも合格し、15歳の時には「将来、仕事をしながらでもフットサルを続けていく」覚悟を決めた。

 ○…今年の4月から大井町の「リースキン神奈川」で働く。午前中練習を終えると職場に向かい、就業後、午後9時から再び練習に臨むフットサル漬の毎日。それでも「苦にならない。充実している」とさらり。むしろ”フットサル中心に考えていいから”という職場の理解や家族の後押しが日々の原動力にもなっている。「地元っていい。この環境に感謝しなくては」とここでも大人びたセリフ。プレー同様、今まさに大人の階段を登り始めている。

 ○…フットサルは2020年、名古屋でW杯が開催される。「狙っています」という代表入り。世界を相手に躍動する姿を思い浮かべながら、小田原アリーナで声援を送るとしよう。

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