小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年5月30日
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県立武道館で5月4日に行われた弓道春季大会で、小田原高校弓道部の古谷亮太君(3年)が、男子個人で初優勝を果たした。
古谷君が大会に出場しはじめたのは2年生になってから。毎日2〜3時間の練習に加え、自宅でもイメージトレーニングに努め、リラックスした状態で臨んだ今大会は、1・2回戦で8本全てを的に当てる「皆中」を決めた。
厚木北高の香田慈英君と同率の的中率で、一射ずつ矢を放ち優勝を争う「射詰(いづめ)」を制し、勝利を手にした。「弓を引いた時にいい感覚があった。それでも優勝は自分でも驚き」と柔和な表情で振り返る。
同校の男子が春季大会で個人優勝を果たしたのは、1980年以来35年ぶり。