小田原市は、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップ(=W杯)日本代表の練習拠点として、市議会の合意を得たうえで城山陸上競技場を改修すると発表した。6月3日には、神奈川県と(公財)日本ラグビーフットボール協会(=JRFU)と、W杯の成功に向け相互の連携を確認する基本合意書を締結した。
締結式は、加藤憲一小田原市長と矢部達三JRFU専務理事、黒岩祐治県知事が出席し、神奈川県庁で行われた。
締結式で加藤市長は、昨年、JRFUから小田原での合宿実施を打診されていたことを明かした。締結式を迎え、「城山陸上競技場での合宿実施は、本市のスポーツ振興だけでなく、地域活性化にも大きなプラスとなる」とコメントした。
今後は2016年度にかけ、県と市でラグビーW杯の周知活動を、17年度以降はJRFUを含む3者で、日本代表選手との交流会などを通した競技の普及や周知の強化を行う。
競技場の工事は、芝生の張り替えや、現在トラック内にある走り幅跳びピットの移設、管理棟の改修など。15年度中に改修工事の実施設計を行い、16年度に工事着手、2017年3月に完了の予定だ。JRFUは改修が済み次第、小田原での合宿を開始するとしている。
ラグビーW杯は4年に1度の開催。今年9月にイングランド大会がある。日本代表はアジア代表として初の予選突破を目指す。
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|