小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年7月18日
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東日本大震災で発生した津波の流木から作られたバイオリンの音色が、6月16日に開かれた小田原白梅ライオンズクラブの年次例会で披露された。
被災者への鎮魂や震災の風化防止などを目的に、全国のバイオリニスト1000人が弾き継ぐプロジェクトの一環。これまでに、皇太子殿下も奏者として関わっている。
この日は「演奏の場を提供し、才能あふれる若者を応援したい」という廣枝了三会長(当時)の思いから、桐朋学園大学2年の飛田和華さんと高見秀太朗さんが奏者を務め、「G線上のアリア」などを披露=写真。飛田さんは「これまでに400人以上が弾いたバイオリンで感慨深かった。温かみのある特別な音色がしました」と感想を語った。