神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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6月1日付で県西地域県政総合センター所長に就任した 星崎 雅司さん 市内上新田在住 57歳

公開:2015年8月1日

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「未病」普及の推進役

 ○…辞令を受けた際、黒岩祐司知事には「骨を埋めるつもりで行きますから」と笑顔で言い切った。神奈川県が県西地域の資源に光をあて、活性化策として掲げた「未病」。その伝道師として先頭に立って、推進していく覚悟を表した格好だ。「『未病』をキーワードに首都圏や海外から人を呼び込み、活性化につなげる」のが狙い。「企業にとってもビジネスチャンスのはず」と鼻息も荒い。当面の目標は、取り組みの協力拠点「未病いやしの里の駅」を200施設(7月22日現在73施設)まで増やすこと。「いかに前倒しできるか」。自らに高いハードルを課した。

 ○…新幹線ができるまでは、海岸まで見通せたという鴨宮で生まれた。大学は経営学部で学び、卒業と同時に県に奉職。地元の合同庁舎に”帰って”きたのは、元号が平成に変わった時以来だ。「神奈川県」という大看板を背負っての仕事は、誰もが耳を傾けてくれるやりやすさがあった。「それは行政の強み。ただ、だからこそ、たくさん話を聞いた上で決断しないといけない」と、信頼感を崩さないよう心がけてきた、自らの信条を口にする。この姿勢が「仕事の面白味につながった」と話す表情は、少し誇らしげに見えた。

 ○…10月には箱根で未病サミットの開催を予定している。開会に向けて準備が進む毎日だが、「箱根の状況を考えれば良いタイミング。海外からの観光客やマスコミも来るはず。周辺をどうやって盛り上げていくかがカギ」と口元を引き締める。未病を起爆剤にした活性化策に大きな期待がかかる。

 ○…休みの日は奥さんと買い物、旅行。月に1度はテニスにも興ずる。ただし「誘われないと出かけないけれど」と苦笑い。異動で職住接近となった。「飲みに行っても早く帰宅できるので、奥さんも『どうしたの』と心配した」ほど。通勤が楽になった分、未病の推進役として、心配は運動不足と酒量の増加か。

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