NPO法人小田原まちづくりネットワークでは、段ボール製の鎧・甲冑を製作する「北條手作り甲冑教室」の受講生を募集している。日程は、9月27日(日)から来年3月末まで。月1・2回の講習で、時間は午後1時から4時。会場は小田原箱根商工会議所。費用は基本材料費などで18000円。締切りは9月10日(木)。
申込み、問合せは小田原ジムキ内瀬戸さん【電話】0465・23・0105。
卒業生400超最年少は小2
「自分の鎧で、家から行列に参加できたら」。手作り甲冑は、20年前の1995年、商工会議所青年部の発案で生まれた。本物を買うには高価なため、自分たちで手作りすることを思いつく。岐阜で段ボールを使って鎧を作っているという話を聞きつけ、メンバーの一人が教えを乞う。型紙を借り、2月から作りはじめ、3か月かけて1領作成した。岐阜で再度アドバイスをもらい、北條五代祭りに間に合うよう、急いで10領作成、隊列に加わった。
その年の9月、当時青年部の会長だった中戸川洋さんは、青年部やボランティアを募り、手作り甲冑教室を開く。第1期生は半年かけ、約30人が卒業した。
教室は2003年に青年部OBが中心となってNPO法人を立ち上げ、独立。3年前から7期生の上原久範さん(74)が2代目校長として指導に当たっている。
これまでに自ら甲冑を作ったのは400人以上。最年長は80代、最年少は母親と一緒に参加した小学2年生。「”落ち武者”は作らないよう、1年かかっても手助けします」と上原さんは優しく参加を呼び掛ける。
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