小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年10月24日
エリアトップへ
「第32回神奈川県タグラグビー大会」が10月11日に開成水辺スポーツ公園で行われ、小田原タグラグビークラブの小学3・4年生チームが頂点に立った。
タグラグビーは、ラグビーのようにタックルやボールを蹴る行為などを廃し、腰につけたタグをとることで相手の前進を防ぐ。20チームが覇権を争った3・4年の部を振り返り、「相手のタグを前に出て獲ることができ、自陣に入り込ませなかったのが勝因」と石黒太郎コーチ(43)。予選リーグと決勝トーナメントの全5試合で勝利した。
辻煌匠(こうた)君(矢作小4年)は「チームワークがよかった」と話し、主将の石黒春輝君(三の丸小4年)も「パスがしっかりつながりトライできた」と喜んだ。5・6年生のチームは準決勝、1・2年生は準々決勝で惜しくも敗れた。
約40人が所属する同クラブは、市内唯一のタグラグビーチーム。染矢慶太代表(55)は「ボールによく触れるのでみんなが楽しめる。多くの人に体験してほしい」と競技普及を目指す。