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住み慣れた家で暮らす幸せ あおぞらクリニック
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2016年1月1日
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家族に迷惑をかけずに、住み慣れた家で思い通りに暮らしたい―。そんな声に応えて支援してくれるのが、酒匂の在宅療養支援診療所「あおぞらクリニック」だ。
自ら病院へ行くのが困難、または退院して自宅で療養をする人が安心して生活できるよう、24時間３６５日体制で関係機関と連携。緊急の連絡にも対応している同クリニックでは、病状に応じて中島厚院長と看護師が診療にあたり、療養する人だけでなく、その家族も支える体制をとっている。
地元・小田原への恩返しを目指す
中島院長は、生まれも育ちも小田原。自分を育ててくれた町だからこそ、「住む人が安心できる医療体制を整えたい。療養中の人だけでなく、看病している人にも”寄り添う”医療を提供したいと考えています」と話す。
中島院長と看護師たちが乗る訪問診療車やクリニックの看板に描かれているのは、青い空と虹。これには、クリニックの存在が、療養生活で閉ざされた心に差し込む一筋の光になれるように、という願いが込められている。中島院長は「『最後まで我が家で過ごしたい』という、患者や家族の想いを叶えるため、できる限りのお手伝いをしたいと考えています」と語る。
他機関と連携地域の見守り
本人や家族が在宅での診療（往診）を希望しても、どのような手続きをすればよいのか分からないという場合もあるのでは。あおぞらクリニックでは、そんな時の相談役・ケアマネージャーや地域包括支援センター、訪問看護ステーション等とも密接に連携。専門知識を持つ各分野のプロたちとタッグを組み、地域の見守り役を務める。
「連携のメリットは、一人ひとり病状の異なる患者さん本位の診療ができること。必要に応じてほかの医療機関への紹介制度もとっています。住みやすい小田原での生活を支える役目を果たしたい―」新年の診療が間もなく始まる。
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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