街の緑を守り育てようと、県は「かながわ街路樹パートナー」を募集している。小田原市内では2カ所で、1月29日(金)まで個人や企業・団体の寄付者を募っている。
パートナー制度は、県が管理する街路樹を対象に、寄付者の名前やメッセージなどを書き込んだ『樹名板』=写真上=や、『表示板』=写真下=が5年間設置される。5年前から県内各地で行われてきた制度では、約800本の街路樹にパートナーが誕生。市内では初めての取り組みとなる。
対象は、城山3丁目〜久野の県道74号沿いのタブノキ、高田〜国府津の県道717号のハナミズキ。寄付額は、樹名板が樹木1本につき1万円、表示板が35万円。2カ所あわせ樹名板80口、表示板2口を募集している。県西土木事務所小田原土木センター道路維持課は「自分たちの名前がつくことで、街路樹や道路を大切にしてもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。プレートは、今年7月頃に設置予定。
申込書は、県ホームページまたは土木センター(東町5の2の58)で入手できる。(問)同センター【電話】0465・34・4141