スマートフォングッズなどを取り扱うHamee(ハミィ)(本社/市内栄町)主催の「第1回 スマ投げ!」が3月19日、城山競技場で行われた。
同社によると、スマートフォンケースを投げて飛距離を競うという大会は世界初。ルールは独自で考案し、重さ100g以内のスマホケースを使い、「もしもし」と言いながら電話をかけるポーズをとり、その後、助走と共にもう一度「もしもーし!」と大声を出しながらスマホケースを投げ、落ちた位置を計測する。
当日は県内外から約50人が出場。ケースに羽をつけたり、紙飛行機に結び付けるなど、飛距離を伸ばすための工夫を施す参加者の姿もあった。山口利沙さん、琴音さん(9)、絢音さん(8)親子は南足柄市から参加。「日頃のストレスをスマホケースにのせて気合を入れて投げた」と利沙さんは見事な全力投球を見せた=写真。優勝は69・01mを投げた深田健斗さん。賞金3万円と世界王者の称号を手にした。
同社の樋口敦士社長は「『何か面白い事やっている』と小田原に興味を持ってもらい、イベントを通じ地域が盛り上がればうれしい」と語った。