小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2016年4月16日
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小田急線の窓口から延びる行列
市内各地の桜が満開を迎えた４月６日の午後３時過ぎ。多くの人が行きかう小田原駅構内の東西自由通路で長蛇の列を見つけた。
小田急線の窓口から延びる行列は約50ｍ。最後尾を記すプラカードには「定期券購入の方はこちらへ」の文字。
この日は県立高校の入学式が行われたこともあり、列に並ぶのは真新しい制服に身を包んだ高校生と連れ添う保護者の姿ばかり。小田急電鉄では事前に購入日の分散化を呼びかけていたが、近くの売店スタッフによると、入学式当日の行列は「毎年の光景」と見慣れた様子だった。
小田原駅から東海大学前駅への定期券を求め並んでいた片山朝陽君と立川潤君（ともに高校１年）は、「10人くらいの同級生と出会った。みんな違う制服ですごく新鮮」と思いもよらぬ場所での再会もあり、長い待ち時間もどこか楽しそうだった。
