小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年4月16日
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函嶺白百合学園高校の3年生が8日、町選管の出前授業を通じて模擬投票を行った。立候補者は地元のマスコット「ごうらん」と「はこジ郎」。専用の入場券を配り、別会場で開票するなど本番ムードにこだわった。
同校では7月の時点で約10人の生徒が投票権を手にする見込みで、これまで社会の授業を通じて選挙を教えてきた。今回は選管職員がインターネットを使った活動の禁止事例などを解説。投票を終えた鈴木杏菜さん(3年)は「テレビでも話題で意識している。理解できました」と笑顔を見せた。
総務省の調査によると、前回の参院選では20歳代の投票率が最も低かった。箱根町では進学せずに働く若者も多いとみられ、町選管はホテルなど約80事業所にポスターを配るなどして啓発に努めている。