九州への想いが小田原でも集まっている。「熊本地震」発生以降、市内各地で募金活動が行われ、多くの人々が善意を託した。
「小田原青年会議所(JC)」の会員たちは4月20〜22日、小田原駅東西自由通路で街頭募金を実施=写真右下。通行人に支援を呼びかけた。買い物袋を手にした女性は、「子どもが熊本の大学に通っていて、街が心配なので」と足を止めて募金した。集まった募金は、日本青年会議所を通じて、被災地支援や復興に向けた活動に使われる。
市内3つのライオンズクラブも一斉に実施。「小田原ライオンズクラブ」は23日に、「白梅」は24日にそれぞれ小田原駅で=写真左下=、「松風」は24日にイトーヨーカドーで行った。「小田原」は24日に松永記念館で開催された茶会でも義援金を募った。ライオンズクラブは被災地のクラブを通して被災者に義援金を届ける。
また、市社会福祉協議会ら=写真上=が4月末までハルネ小田原などで活動したほか、23日の「平和と環境を考えるDay」や24日の「小田原あじ・地魚まつり」のイベント会場でも多くの募金が寄せられた。