小田原短期大学(小沼肇学長)とさがみ信用金庫(片桐晃理事長)は、地域経済の発展や福祉の向上、地方創生への貢献をめざして、包括連携に関する協定を締結した。
双方が有する資源や機能を効果的に活用しながら、地域経済の活性化などに寄与することが目的。協力・連携していく事項としては、【1】地域の知の拠点としての地方創生推進に関すること、【2】地域の子育て支援に向けた取り組みに関すること、【3】地域の食を通じた健康増進や未病を治す取り組みに関すること、【4】地域経済の活力の創造に関すること、【5】地域の人材育成に向けた取り組みに関すること、【6】協定の目的を達成するために必要な事項、の6つを掲げる。
具体的な活動としては、秋に「子育て支援セミナー」の開催を企画しているほか、地方創生に向けた事業の実施も検討中だという。
近年は地域社会の発展などを目的とした大学と企業との連携が活発で、これを調査する県政策局では「知的・人的資源が豊富な教育機関と民間との連携により、産業の活性化につながれば」と期待している。