小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年6月4日
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標高差980mを自転車で駆け上がる「箱根ヒルクライム」が5月29日、MAZDAターンパーク箱根で開催され、約700人が健脚を競った。
ターンパイクの早川料金所〜大観山の約13・8Kmを、16のクラスに分かれて行われた同大会。参加者は必死にペダルを漕ぎ、ゴールの山頂を目指した。
お揃いのウエアに身を包んだ南鴨宮在住の新井信利さん(57)・理恵さん(51)夫妻は、昨年に続いての出場。「苦しかったけれど楽しめた」と話し、信利さんは前回より約4分、理恵さんは5分もタイムを縮めた。茅ヶ崎から参加した佐藤水菜さん(17)は「新緑の景色を満喫しながら登れた」といい、女子チャンピオンクラスで3位に輝いた。
県外、さらには国外からの出場者もいた。アフリカのナミビア共和国で、自転車の代表チームに入るヨハネス・ハムニエラさん(23)は、「坂が大変だった」と苦笑い。大会後にはかまぼこ工場を見学し、「驚くほどおいしかった」と小田原を満喫した。