県西2市8町をエリアとする県西版DMOの運営を担う一般社団法人かながわ西観光コンベンション・ビューロー(CB)が6月1日に設立された。
DMO(Destination Management/ Marketing Organization)とは、観光地としての経営に視点を置き、「稼ぐ力」を引き出すため、各種団体と協働し、地域経済の成長を戦略的に行う舵取り役を担う組織のこと。国の地方創生の施策の一環で、小田原では、市が3月に観光戦略ビジョンを策定、それを基に観光協会が受け皿となり、観光庁が申請を受け付けている地域版DMOの候補法人として登録を済ませている。
かながわ西観光CBは、(一社)小田原プロモーションフォーラムの古川達高代表理事、中嶋順専務理事、FM小田原(株)の鈴木伸幸社長、(株)ういろうの外郎武社長の4人が発起人となり、東京オリンピック・パラリンピック神奈川県西部連絡会のコアメンバーを中心に、設立準備を進めてきた。代表には古川氏が就任。今後は活動に賛同する会員を募りながら、例会と理事会を月に1、2回の割合で開催。各団体の連携を図りながら2市8町の実態把握および情報共有を進めていく。古川代表は「県西の官民双方がノウハウを共有し、活用する場になれば」と話している。
問合せはかながわ西観光CB事務局【携帯電話】0465・20・9166。
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