小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年7月9日
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リオデジャネイロ五輪出場が決まった400mハードルの松下祐樹さん(24)が7月5日、地元の国府津へ凱旋した=写真。
後援会「松下祐樹を応援する会」が主催した飲食店での激励会には12人が集い、個人種目では小田原初となるオリンピアンを迎えた。松下さんは見慣れた顔ぶれに頬を緩ませつつ、「ここまで成長できたのは地元の応援があったからこそ。昨年の世界陸上では準決勝敗退で悔しい思いをしたので、五輪ではファイナリストを目指す」と力強く語った。
後援会からは、松下さんの母校の国府津小・中、小田原高生らが寄せ書きしたのぼり旗、市からもスポーツイベントで子どもたちがエールを綴った国旗が手渡された。激励に訪れた加藤憲一市長は「市民みんなで応援している。夢と希望を与えてくれるような走りをしてほしい」と伝えた。
松下さんは今週末からヨーロッパに渡って大会を転戦。7月下旬に帰国して代表合宿に参加後、アメリカを経てブラジルへ入る予定。