小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2016年7月16日
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かまぼこ板を使ったベンチとデザイナーの伊藤さん
ＪＲ小田原駅に、本日16日にデビューする同駅始発の観光列車「伊豆クレイル」の待合室が完成した。
改札近くの通路の一部を改装した空間で、入った瞬間に爽やかな香りに包まれる。壁には地元材の椹（サワラ）を巡らせ、ヒノキ製の椅子やテーブルは林業振興の一環で市が寄贈した。全体のデザインは市役所の木質内装も手がけたデザイナー・伊藤陽子さんが担当。木材業協同組合や大工職組合、木工業者など”木のプロ”たちが技を凝縮させた。11日の内覧会に訪れた加藤憲一市長は「市の山林資源を生かす大きな一歩」と期待を語った。
伊豆クレイルは16日から土日祝に小田原〜伊豆急下田間を１往復する。ターゲットは女性客という事もあり外観はピンク色。ラウンジを備え、海沿いの根府川や東伊豆で徐行するなど、美景を堪能できるのが売りという。
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