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少年ソフト夏季県大会 12年分の鬱憤晴らす 豊川連合が初の準優勝

スポーツ

公開:2016年8月27日

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関係者と一緒に
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 神奈川県少年ソフトボール連盟主催の第37回夏季県大会で、小田原の豊川連合ソフト(田中亮逸監督)が初めて準優勝に輝いた。

 大会は小田原の酒匂川スポーツ広場を会場に、県内64チームによるトーナメントで争われた。豊川小学校の児童たちで構成された豊川連合は、これまで12年連続で初戦敗退していた。

 今年は、4年生当時から中心選手だったピッチャーの竹鼻大貴君と、主将でキャッチャーの桜木健太君(ともに6年)のバッテリーを中心に、4年生4人を組み入れた守り勝つチームで、春の西湘大会で優勝するなどいくつもの大会で好成績を収めて望んでいた。

 特にエースの竹鼻君は小学生で身長172cm。最速98Kmを誇る「県内1、2のピッチャー」(田中監督)。大会では、2回戦で2点先制されるなど苦しい場面もあったが、下位打線の4年生がつないで逆転勝ちすると、竹鼻君も試合ごとに調子を上げ勝ち上がった。

 決勝戦は、こちらも好投手を擁する横須賀の久里浜ウイングス。残念ながら完封負けで、惜しくも初優勝はならなかった。田中監督は「選手たちは豊川小のために頑張ってくれた。地元でやられたので横須賀で行われる秋の大会ではやり返したい」と選手たちを鼓舞。竹鼻君は「秋の大会ではもっとレベルアップして、圧倒的な力で優勝したい」とリベンジを誓った。

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