小田原・箱根・湯河原・真鶴版
掲載号:2016年8月27日号
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「会長は単年だが、継続性のあるクラブを作っていかないと」と点と線で捉え、周囲との連携も怠らない。でも「会長っていう柄じゃないんだよなぁ」とポロリ。
昔は木製玩具、今は雑貨卸業の3代目。20代の頃は都内で営業職だったが、姉が2人おり「継がなきゃ」という使命感はあった。地元に戻り、父とともにやってきたが「仕事上の喧嘩はしょっちゅう」。だが、言い合ってきたからこそ今があり、それはクラブでも同じ。
息子3人には「自分で食っていけよ」と言ってやり、各々が道をつけ始めた。紆余曲折があった半生だろうが、楽しみを問えば「僕は恵まれている。すべてが楽しい」ときっぱり。決して中継ぎではない。長身と同様、継続的なクラブの存在感のある一点として動く。