横浜市長旗争奪大会で初優勝を果たした中学硬式野球「小田原ボーイズ」の監督を務める 大野 和也さん 市内小台在住 36歳

掲載号:2016年9月24日号

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癒し求めグラウンドへ

 ○…野球の楽しさを満喫した末の初制覇だった。中学生による硬式野球の横浜市長旗争奪大会。この大会を最後に引退する3年生を、「失敗なんて気にするな。初心に帰って野球を楽しんでこい」とグラウンドに送り出した。決勝では苦戦しながらも、のびのびとしたプレーで強豪を破って掴んだ栄冠。普段は容赦なく怒号を飛ばす熱血監督も、「力を出し切った子どもたちのおかげ」と、少しかすれた声でナインをねぎらった。

 ○…2歳でボールを握って以来、野球一筋。抜群の運動神経と負けん気の強さで、少年野球では3年生の頃から上級生にまじって試合に出場し、5年生になると硬球でプレーすることに憧れてリトルリーグへ。「常に一番でいたい」と元日以外はバットを振り、砂利道でイレギュラーバウンドを捕球する練習法も編み出した。人一倍の努力が生んだ実力を全国の高校も見逃さず、中学時代に届いた推薦状は30通以上。特待生として進学した名門の宇都宮学園(現・文星芸大附)では入学早々にレギュラーの座をつかみ、数々の好成績を残した。だが、「優勝でなければ1回戦負けと同じ」とストイックに勝利を追求してきた身にとって、「振り返るのは意味がない」と過去に興味はない。

 ○…腰痛で社会人野球を

1年で引退。現在は市内の企業に勤める。「仕事で何を言われてもめげないのは、野球で培った忍耐力のおかげかな」。野球以外の息抜きを強いてあげるのなら、金曜夜の一人晩酌だ。  

 ○…監督に就任して以来、休日返上で指導にあたる日々。「だから青二才なんだ」「やる気ないならやめろ」と選手にかける言葉は荒々しいが、「子どもたちが本当にかわいい」と、どこかほのぼのとした空気も漂う。勉強が苦手で、「野球で生きていく」と考えていた中学時代から約20年。「こいつらとグラウンドにいる時が何より楽しい」と、80歳になってもユニフォームに袖を通し続けることが夢だ。

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