ラグビー元日本代表の平尾誠二氏が10月20日、急逝した。53歳だった。
小田原市では昨年10月、市職員を対象にした講演会で平尾氏に講演してもらったばかりだった。
2019年のラグビーW杯で日本代表の合宿地として小田原が選ばれ、ラグビー熱が高まっていた事もあり、加藤憲一市長は「日本ラグビーの黄金時代を築かれた平尾誠二さんのご逝去の報に触れ、驚きとともに無念の思いを禁じ得ません。ご冥福を心よりお祈り申し上げます」と哀悼の意を表した。
加藤市長は、平尾さんとはほぼ同世代で、同じ京都の町で学生生活を過ごしていたこともあり、「当時大人気だった大学ラグビーの中心で活躍されていた平尾さんのスーパープレーを、親しみと憧れの気持ちを持って拝見していたことを思い出します」と振り返った。
また昨年の講演会前の平尾氏との懇談について触れ、「温厚でスマートな、しかしキラリと光る名ラガーマンの眼差し、これからのラグビー発展に向けた想いの熱さが想い起こされます」とコメントした。