小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年11月5日
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熊本地震から半年超。市立城山中学校で、生徒会とPTAが協力して行った募金活動に対し、熊本県益城町内の中学校から御礼の色紙が届いた。
4月20日、今年度最初のPTA運営委員会で挙がった一つの声。「被災地に対して、城中として何もしなくていいのか」。
時を同じくして学校内でも、1年生を中心に、自分たちにできる支援方法を探る動きが始まった。ほどなく、PTA会長の戸谷行孝さんと生徒会長(当時)の眞野心君の”トップ対談”で、募金活動を行うことが決定。城山中と生徒数が同規模の益城町立木山中学校への支援を決め、7月上旬、生徒と保護者がともに呼びかけを行った=写真上。
1週間で集まった金額は9万3690円。送金後、仮設で学校生活を送る木山中の永瀬善久校長と生徒から、お礼の言葉が綴られた色紙や現地の様子を収めた写真パネルが届いた。10月にもバザーで熊本名産の菓子を販売し、売上の1万2千円を送金する予定だ。
眞野君は「全校生徒が募金に協力してくれたことに、勇気と希望を感じた」と話し、戸谷会長は「オール城山で取り組めた。困っている人に思いを寄せ、皆の行動と言葉がまとまった」と振り返った。
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