「わたしを見て」 百花繚乱 秋の小田原フラワーガーデン
秋のローズフェスタが開催中の小田原フラワーガーデンで、園内のバラが間もなく見ごろを迎える。145種345本が、「わたしを見て」と言わんばかりに、色とりどりの花弁を開き妖艶な姿をみせる。
一方トロピカルドームの温室内で、「美しい」とは言い難いが、愛嬌のある姿を見せるのは「アリストロキア・トリカウダタ」=写真左。メキシコ原産の常緑低木で、濃い紅色のガクの先端の、ひょろひょろとした尾状が特長的だ。現在30個ほどの花をつけている。
ドーム内には、アリストロキア・ギガンティア、アリストロキア・グランディフロラの計3種が、ハエに受粉を手助けしてもらう花として植栽されている。