合同入社式から半年 誰も来た道、進め若人 新入社員が同期会

経済

掲載号:2016年11月12日号

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 4月1日に合同入社式を開いた小田原箱根商工会議所が10月27日、報徳会館で「同期会」を開いた。半年ぶりの再会に喜び、これまでの苦労話を打ち明ける姿には、自身では気が付かない成長の証が垣間見られた。

 合同入社式は、小田原・箱根に就職した新社会人を、地域を挙げて歓迎しようと商工会議所が今年初めて開催。同期が少ない環境の中、様々な業種の新社会人同士が交流することで、顔の見える関係を作るきっかけとし、地域への愛着と仕事への定着につながればとの思いが込められている。

 4月1日の入社式には20社から61人が参加、自己紹介から始まり、グループに分かれ、与えられた課題にチームで答えを出しあった。

 この日の同期会の参加は、11社32人と入社式の約半分。平日で月末が近いこともあり、止むを得ず参加を見送った、または見送らせた企業もあった。裏を返せば、多くの新入社員がすでにこの半年の間に、各企業の貴重な戦力となっていることの表れとも言える。

焦り、苦悩、憂鬱すべてが成長の証

 「同期会があるよ」と送りだしてもらった(株)ダイナシティの和田まりえさん(24)。2月の入社当初に比べ「任せてもらえる仕事が増えた」と自身の成長を実感する一方、先輩に確認が必要な仕事も多く、「積極的に自分の意見を発言できていない」と反省点も。「心に少し余裕ができてきたので、来年はもっと自分の意見を言えるようにしたい」と同期たちの前で力強く誓った。

 入社から半年経った今の気持ちを会場のテーブルクロスの色=写真参照=と言って周囲を笑わせた(株)東海ビルメンテナスの並木友理恵さん(27)は、急きょ11月から責任ある仕事を任されることが決まり、「失敗するし、周りに迷惑をかけるので憂鬱」と焦りの心境を正直に吐露した。就職で東京から小田原に来て半年。「最初は帰りたかった」と本音もポロリ。それでも「会社のこと、小田原のことを勉強して、好きになってきた」と足元を見つめる。周囲と信頼関係もでき、仕事がしやすくなってきた。「顔を売って、名前を売って」と元気に自分を鼓舞した。

 (株)鈴廣蒲鉾本店に勤める吉川奈穂さん(22)は広報志望。しかし今は営業で、自社の商品をスーパーなどに置いてもらうのが仕事。それでも、自分が紹介した商品が店頭に並んだり、フォローで販促品を持っていって店員が優しくしてくれたり「これが営業かぁ」とやりがいを感じつつある。埼玉から就職を機に小田原に来て、当初は辛いことも多かったが、友人もでき「助かっている」と感謝を口にする。自身の希望は「しばらく先の目標」とし、今は任された業務の遂行に全力を注ぐ。

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