人命を救助した服部瑞穂さん、寺岡真理子さん、澤地美佐さん、秋山精宏さん、北井和義さんの5人に対し、守屋伸彦小田原消防長から11月16日に感謝状が贈られた。
7月7日にJAかながわ西湘本店で50代の男性が会合に出席。受付で意識をなくして倒れた際、服部さん、寺岡さん、澤地さん、秋山さんが連携し胸骨圧迫とAEDを使用した救命処置を行い、119番通報した。現在、男性は社会復帰するまでに回復したという。
服部さんは「病院勤務時の経験や感覚を活かすことができた」。寺岡さんは「スムーズに対応でき、社会復帰できてほっとした」。澤地さんは「いち早く心肺蘇生とAEDを施し、日頃の講習の結果が出せてよかった」とそれぞれ話した。
一方、北井さんは7月28日、休暇中に訪れた国府津の海で、沖に何かが漂っているのを発見。目を凝らしてみると、それが人だと分かった瞬間「焦った」と当時の心境を語る。子どもがいることから、10年前に普通救命士の資格を取得しており、「自分がやるしかない」と無我夢中で海に入り、高齢の女性を引き上げた。運よく息をしており、119番で電話越しに指示を受けて救助した。
北井さんは「人の役にたったと認めてもらえてうれしい」と話した。
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