小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2016年12月10日
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賞状を手にする高橋君（左）と齋藤さん
観光分野での人材育成を推進する、かながわ観光大学推進協議会主催の「第２回高校生 外国人『おもてなしアイデア』コンテスト」で、小田原総合ビジネス高校の高橋虎太郎君（３年）が最優秀賞を、齋藤弥侑（みゅう）さん（同）がアイデア賞を受賞した。
これは増加する外国人観光客へのおもてなしを、高校生ならではの視点や感覚で考えるコンテストで、県内の中学と高校から計１４４の応募作品があった。
高橋君は鋳物や練り物、寄木細工などの製作にチャレンジする、体験型の企画を考案。「食べ物がおいしく暮らしやすい地元が好き」と小田原愛を盛り込んだ。
齋藤さんは一般的には外出を避けがちな梅雨の時期に、小田原城周辺をコンパクトに回遊し箱根のあじさい電車を楽しむツアーが「マイナスなイメージをプラスに変える発想」と評価された。なお同校からはほかにも７人がチャレンジ賞に選ばれている。
