市内矢作在住の大森文夫さん((株)大広社会長)がこのほど、戦国武将の古戦場や終焉の地をまとめた『戦国武将〜古戦場・廟所・辞世の句〜』を出版した。
著書には、大森さんが選び抜いた52人の戦国武将が登場。表紙には「一番のお気に入り」と話す織田信長ゆかりの安土城の階段が、裏表紙には地元の小田原城が使用されている。
全国各地を自力で巡る
大森さんは「戦国動乱の時代を華々しく活躍した武将の古戦場を見てみたい」というかねてからの思いを実現すべく、2年7カ月ほど前から全国行脚を開始した。秋田県を皮切りに終着点とした鹿児島県まで各地の城や武将が眠る墓、ゆかりの地など、すべて自力で巡り、撮り貯めた写真は1万600枚に上った。旅先では「バスが一日2本しかない」「地元の人ですら場所がわからない」など苦戦を強いられることも多々あったという。
「名将ともなれば全国各地に墓が存在する。堂々とおおらかな石塔やひっそりと野に埋もれた墓石などから、戦国時代の武将の面影を偲ぶことができた」と振り返る。
本文の執筆から写真のレイアウトまで編集作業もすべて手作業。なかでも「憧れている」と巻頭を飾った織田信長には、28ページを割く力の入れようだ。
大森さんは「命を全うした人より、残酷な死を遂げた人に歴史の魅力を感じる。掘り下げていけばいくほど男らしさを感じる武将もいて、全国を辿ってなんとか仕上げることができた」と本にまとめられたことを喜んだ。
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