小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年2月25日
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卒業生の門出を一足早く祝う会場に、2枚の巨大壁画が現れた。
これは旭丘高校(水野浩理事長)が50年以上前から行っている「卒業を祝う会」の伝統の一つ、モザイク壁画だ。毎年1、2年生が委員会を立ち上げ、それぞれでモチーフを決めて制作にあたっている。
1年生は「思い出が詰まった校舎を見て3年間を振り返ってもらえれば」と、教室の風景をテーマに、初めての制作にあたった。一方2年生は「3年生に喜んでもらえる、綺麗な景色を」と桜舞う学橋に挑戦。全体の設計図が落とし込まれたA4の紙に、各自が1cm四方のマス目に指示通りの色を塗り、1枚ずつ丁寧に貼り合わせていった。
こうして出来上がった縦3m×横8m程のモザイク壁画。3年生からは「丁寧に塗られていてキレイ」との声が漏れ、屋外の光を受け幻想的に浮かび上がった2枚が、卒業生を見守った。