神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

水泳JOCジュニア五輪 輝け未来のメダリスト 市内3クラブから出場

スポーツ

公開:2017年3月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
(左から)玉田君、黒沢君、加藤さん
(左から)玉田君、黒沢君、加藤さん

 東京辰巳国際水泳場で3月27日(月)に開幕する「全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」に小田原スイミングクラブ、神奈中スイミングクラブ、スポーツプラザホウトク小田原から5選手が出場する。ジュニア五輪は、大学生を除く18歳以下の選手たちが世代の日本一を競う大会。

◆小田原スイミングクラブ 黒沢周君(日大三島高2年)が50m平泳ぎ、玉田周太朗君(二宮小4年)が 50mバタフライ、加藤紗季さん(中村小3年)が200m個人メドレーで出場する。同大会は中学2年以来の黒沢君。昨年は0・04秒及ばず出場を逃しただけに「やっとです。ほっとした」と胸をなでおろした。

 玉田君と加藤さんは初の大舞台。全国に一番近い位置にいたが四苦八苦していた玉田君。「コーチのアドバイスでターンの強さを意識した」と振り返り、「やった」とガッツポーズした。

 加藤さんは全国行きを決めたレース後、驚きの表情を浮かべ、「うれしいけど実感がない」と振り返った。3人は幼い頃からクラブで日曜以外の毎日1時間半のトレーニングを続けている。黒沢君は「前回はスタートでミスをした。今大会は気持ちよく自己ベストを」と意気込み、玉田君は「ターンをしっかり決めて上位に」、先週、風邪をひいてしまった加藤さんは「泳ぎを戻して、自己ベストで同世代の選手に勝ちたい」と言い切った。

◆神奈中スイミング小田原 石塚夕貴さん(酒匂小3年)は、持病のぜんそくに負けない体力をつけたいと、2歳から水泳をはじめた。1回1時間半から2時間の練習に、週6回通う。

 今回は10歳以下で競う50mの自由形と背泳ぎにエントリー。自由形で31秒31、背泳ぎで35秒18の自己ベストを持つ石塚さんは、日頃の練習に加え、うんていを使った握力アップや、トランポリンでキック力を培うなど自主練習にも余念がない。自由形は30秒台前半、背泳ぎは33〜34秒が目標。鬼澤智拡コーチは「外の世界を知るためにも意義のある大会。全力を出してほしい」とエールを送る。

◆スポーツプラザホウトク小田原

 岩渕立歩(りほ)さん(相洋中1年)は200・400m自由形と200m背泳ぎに出場。JOCの大会には通算6度目の出場、昨年夏に200m自由形での決勝進出が最高成績だ。得意とするのは400m自由形(4分22秒39)だが、200m自由形でも1歳年上の14歳の基準記録を上回る2分05秒17を持つ。週7日の練習に励む岩渕さんは「最初から行くタイプ」。ひたすら泳ぐのではなく、レース中は時計を気にかけタイムと戦う。持久力を武器に「400mで決勝進出が目標。全種目で自己ベストを更新したい」と意気込んだ。

石塚さん(中央)には仲間からエールが
石塚さん(中央)には仲間からエールが
岩渕立歩さん
岩渕立歩さん

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

甘柑荘が定期公開へ

小田原市板橋

甘柑荘が定期公開へ

「虎に翼」主人公モデルゆかり

4月20日

学生主役のステージ登場

ライブイベント小田原大合戦

学生主役のステージ登場

高校生中心に企画運営

4月20日

県1部昇格を目指す

社会人サッカー久野FC

県1部昇格を目指す

昨年度からリーグに加盟

4月13日

箱根町が先駆モデル地域に

オーバーツーリズム対策

箱根町が先駆モデル地域に

混雑緩和へ、今夏事業開始

4月13日

1市2町でプラスに

公示地価

1市2町でプラスに

バブル期以来の上昇基調

4月6日

新作はMFゴースト版

小田原市マンホールカード

新作はMFゴースト版

市内誘客 人気アニメ活用

4月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook