小田原青年会議所は3月7日、一般公開の3月例会「あなたの会社にはまだまだ使えることを教えてあげたい!効果的なブランディング術」を市民会館で開催し、約190人が参加した。
講師を務めたのは、材木店から叩き上げで立ち上げたブランディング会社・(株)DDR(愛知県)代表取締役社長・安藤竜二氏。中小企業ができる消費者を見据えたブランディング術や発信を安藤氏自身の仕事、趣味などを織り交ぜながら軽快な口調で講演した。
安藤氏が推奨するのは経営者だけで考えてはならず、社員を巻き込んで行うブランディング。ブランドとは「ぶれない事。イメージの連続。伝え続けることが大切」とし、商売の先にいる消費者を見据えて「ブランディングは消費者との約束の証」などと話し、「誰に向けてのものか」を明確にする必要性を話した。
3月例会を担当した地域リーダー育成特別委員会の牧野慎一郎委員長は「2年前に聞いたこの講演を地元の多くの方に聞いてもらいたくて、安藤さんを説得に名古屋まで行った。まちは人が作るもの。そのために少しの時間を使っていただければ」と話した。