神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

公示地価 小田原市 下落続く 都市部との二極化進む

経済

公開:2017年4月1日

  • X
  • LINE
  • hatena

 国土交通省は3月21日、1月1日時点での公示地価を公表した。横浜、川崎、相模原の政令市で住宅地・商業地・工業地とも上昇が続く一方、県西部では下落傾向が続きさらに二極化が進んだ。

 小田原市内は下落が続く。住宅地は37地点のうち33地点が下落、4地点が横ばい(平均変動率マイナス2・2%)。1平方メートル当たりの平均価格は10万7100円(県平均18万5900円)。最高額は城山3丁目717番10の18万4000円。

 商業地では、新規1地点を含む全15地点のうち11地点で下落(同マイナス0・8%)。平均価格は21万8800円(同46万400円)で、最高額は栄町2丁目555番19外の68万5000円。工業地は(調査地点3)同0・3%。工業地の調査地点がある県内市町村で、下落は横須賀市と小田原市のみだった。

大和、海老名、橋本も上昇

 住宅地の県内平均変動率は0・0%で、3年連続の上昇(前年プラス0・1%)から横ばいに転じた。3政令市と、交通の利便性が高い大和市、駅前再開発が進む海老名市は4年連続で上昇した。

 商業地では県内平均がプラス1・6%で5年連続の上昇。高度商業地がある横浜、川崎市が全体を押し上げ、リニア新幹線の新駅が設置される橋本駅(相模原市)付近も期待感から大きく上がった。大和市は昨年の下落から上昇に転じた。

 工業地は県内平均がプラス2・0%で4年連続の上昇。継続調査地点の中で上昇・横ばいが占める割合は9割を超えた。さがみ縦貫道路沿線の需要が堅調で、厚木市と寒川町で5%超の上昇、平塚市(プラス3・8%)と茅ヶ崎市(プラス3・5%)も前年に続きプラスとなった。
 

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

甘柑荘が定期公開へ

小田原市板橋

甘柑荘が定期公開へ

「虎に翼」主人公モデルゆかり

4月20日

学生主役のステージ登場

ライブイベント小田原大合戦

学生主役のステージ登場

高校生中心に企画運営

4月20日

県1部昇格を目指す

社会人サッカー久野FC

県1部昇格を目指す

昨年度からリーグに加盟

4月13日

箱根町が先駆モデル地域に

オーバーツーリズム対策

箱根町が先駆モデル地域に

混雑緩和へ、今夏事業開始

4月13日

1市2町でプラスに

公示地価

1市2町でプラスに

バブル期以来の上昇基調

4月6日

新作はMFゴースト版

小田原市マンホールカード

新作はMFゴースト版

市内誘客 人気アニメ活用

4月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook