小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年4月1日
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市議会は3月24日の3月定例会で、2017年度一般会計予算を原案から一部変更した修正案で可決した。市側が提出した他の50議案は、原案通り可決した。
当初予算案から修正されたのは、「分かち合い社会懇談会」の謝礼30万円の削除。懇談会は、大学教授など外部有識者を招き、市長や関係部局の担当者が市民と行政による協同の取り組み等を議論する場として次年度に3回程度の開催を予定していた。予算特別委では「懇談会が必要な理由が明確ではない」などとして修正動議を提出。賛成多数で可決された。
本会議では、市民ホール整備事業3667万円のうち一部を除いて削除する修正案も提出された。理由に、『芸術文化創造センター』基本計画、実施設計の議論で培った市民ホールに関するノウハウが要求水準書(骨子)に見受けられない、スケジュールがタイトなうえ設計者を重視した新たなデザインビルド方式はリスクが大きすぎる、などを挙げたが賛成少数で否決された。