小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年5月27日
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小田原市倫理法人会が5月23日、「倫理経営講演会 大転換の時代-”新”に挑む-」をお堀端コンベンションホールで開催し、約70人が参加した。
講演会冒頭、松下運送(有)の松下弘樹社長を含む社員7人が登壇し、実際に同社で行っている朝礼を実演した。会場に響き渡るあいさつのあとには社員一人ひとりが「笑顔」についてスピーチを行い、「自然な笑顔はバカ笑い」といった社員がそれを実行すると、会場からもつられ笑いがこぼれた。
同社では7年前からこの朝礼を導入し、人間のよき行為・生き方を示す倫理経営についての意識を高めているという。
その後の講演では倫理研究所の宮内秀樹副方面長が登壇。「新」は新しく何かをすることではなく、あるがまま、もとのまま、本性が現れることと説明。経営で変えることと変えてはならないことを区別し、創業精神に重きを置き「倫理経営とは心の経営。生き方を律していくこと」と話した。