小田原高校の3年生、花原里奈さんは単独演武に、井手菜都美さん、稲木春佳さんが組演武にそれぞれ出場する。
花原さんは関東、全国大会の常連。県大会も優勝を飾り、関東への出場権を得た。それでも上位大会で入賞するためには課題もある。女性らしい柔らかさと技のキレを意識して取り組むが、相反するこの2つを本番の緊張は容赦なく奪う。最高の演武をするために、金原史忠顧問や先輩に助言をもらい、自宅でも練習するなど自分自身と向き合って鍛錬してきた。
入学当時は初心者だった花原さんは「自分の演武をする。3年間やってきたことをしっかりやりたい技の完成度は上がっている」と話した。
一方、井手さん・稲木さんは今大会で初めて組んだ者同士。県大会では「実力の差を感じた」と話しながらも8位に入賞し関東へ進む。組むのは初めてだが、井手さんは、稲木さんの「受けといなし方がうまい」といい、稲木さんは「間違えに対して的確なアドバイスとフォローをくれる」という井手さんに信を置く。
県で感じた実力差を埋めるすべは基礎基本の徹底。技の一つひとつを区切って、根幹の部分から見直して練習をしているという。関東大会に向け2人は「本番の演武は実戦。まずは声で気合いを入れてムードを作り、技の一つ一つに集中する」と声を揃えた。
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