小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年7月22日
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「トライしよう」。駆けることが大好きなラグビー少年の挑戦だった。町田小学校6年生の加賀陽大(はるひ)君が7月8日、ShоnanBMWスタジアム平塚で行われた全国小学生陸上競技交流大会神奈川県予選会男子100mで13秒40を記録。「悔しい」大会2位で全国出場は叶わなかったが、自己ベストを更新する快走だった。
今春から城山陸上競技場で家族が準備したスターティングブロックで直線にすべてをかけた。6月4日の少年少女陸上競技交流記録会では14秒32。弾みをつけて今大会に挑んだ。
「トライしたい」。3年生が終わる頃、体験会をきっかけに始めた小田原ラグビースクールで「日本代表」への夢を追いかける陽大君。「学校ではあまり走らない」と首をかしげるも、城山の真緑の芝を駆ける少年がトラックで得た自信を胸に、果敢にトライしていく。