小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年8月19日
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救急救護や人命救助に協力したとして市消防本部で7月31日、高橋和加枝さん(秦野市・41)と石塚慶さん(市内前川・41)に感謝状が贈呈された。
高橋さんは2月17日、小学生の2人の息子の柔道の付き添いで小田原スポーツ会館にいたところ、成人男性が稽古中に突然倒れ心肺停止状態になった。すぐに男性に、AEDによる電気ショックや胸骨圧迫の措置を行い救護した。高橋さんは現役看護師で「当たり前のことをしただけ」と謙遜しつつ、「男性が元気になって良かった」と安堵の表情を見せた。
沖合から岸へ
石塚さんは5月16日の夜、酒匂の海岸で投網をしていた時に波打ち際で四つん這いになっていた若い男性を発見。不審に思い、近くに停めてあった車に戻り警察に通報した。現場に戻ると沖合約10m先に男性を発見、警察官と協力して岸まで救助した。「無我夢中で助けなければという思いだった。帰り道に思い出すと手足が震えた。男性が助かってほっとしました」と振り返った。
穂坂明利消防長は「命に大きな危険が及んでいた。迅速で的確な判断による活動があってこそ」と2人の行動に感謝を述べた。
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