来週開催「えっさホイ」に異変 認知拡大へ新たな一手

文化

掲載号:2017年9月9日号

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多くの観客が詰めかけたプレイベント =9月3日
多くの観客が詰めかけたプレイベント =9月3日

 『お猿のかごや』をよさこいに盛り込んだ「ODAWARAえっさホイおどり」。9月16日(土)・17日(日)の小田原城二の丸広場などでの本番を前に、プレイベントを開催したり、一般公募チームを結成したりしている。

 19回を数える今年のえっさホイは、例年とは異なる様相を呈す。

 9月3日、公の場では初となるプレイベントがイトーヨーカドー横の広場で開かれた。本番に出場する40チーム中、小田原近郊の11チームが参加して踊りを披露。観衆にチラシも配り、イベントを周知した。今回から実行委員長を務める柏木隆良さん(41)は言う。「18回開催しているのに、認知度は思うように高まっていない。裾野を広げることが今の課題」。自身は出場チーム『聯(れん)』の代表であり、踊り手から初めて実行委員長に抜擢された。企画したプレイベントの会場に、本番の小田原駅周辺ではなく、川東地区を選んだのもえっさホイ拡大への思いからだ。

 さらに今年は、10年ぶりとなる一般公募チームが舞台にあがる。一般から希望者を募り、30人以上が集まった。合同練習を7〜8月に4回実施し、プレイベントでお披露目。揃いの黄色いTシャツに身を包んだ小松功樹君(豊川小4年)は、「今年の運動会で踊って、また踊りたいと思った」と参加理由を語る。地元出身で、姉妹の武藤一美さん(42)・清水佳美さん(33)は娘たちと参戦。毎年のようにイベントへ足を運ぶ武藤さんは、「興味はあったけれどチームに入る勇気はなかった。気軽に参加できていい」と一般公募の復活を歓迎した。 

元宝塚、ソーランV

 10年前に企画した一般公募チームはその後、正式なチームへと発展した。マロニエを拠点にする『スプラッシュ・モンキーズ』には32人が在籍し、月に2、3回練習。メンバーは年々増加し、江島眞弓副代表(55)は「今年も元気を届けたい」と本番へ熱を込める。

 出場チームで見れば、18年連続出場の『摩耶恋(まやれん)』(二宮町/小田原市)にも注目。元宝塚歌劇団の摩耶みつほさんが指揮を執り、「男役と女役が交互に出てくるような演出にした。指先まで見てほしい」。ほかにも、今年の「YOSAKOIソーラン祭り・U40大会」で大賞を獲得した『鴉(からす)』(千葉市)や、えっさホイコンテスト2連覇中の聯などからも目が離せない。

マロニエで練習するスプラッシュ・モンキーズ
マロニエで練習するスプラッシュ・モンキーズ

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