小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年9月16日
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エネルギーの地産地消を目指す小田原市は9月5日、松永記念館でドイツ・オスナブルック市関係者らとエネルギーに関する意見交換会を行った=写真。
昨年11月、環境省が開催した「日独自治体連携プロジェクト」をきっかけに交流を深めている両市。あいさつに立った加藤憲一小田原市長はまず、オスナブルック市と友好関係を構築できていることに感謝を述べ、「エネルギーの自給を目指す小田原にとって、今日はすごく大事」と語った。
この日は地元選出県議や地域の有志らも参加。古川剛士湘南電力(株)代表取締役が同社の取組を発表した後、オスナブルック市・デトレフゲルツさんと、ドイツ環境省・ステファニーシェフターさんが、ドイツやオスナブルック市の取組などについて説明。会場ではメモをとる人の姿が多く見られた。パネリストとして参加した福田ひろみNPO法人チルドリン副代表は「子どもに安心安全で利用が楽しい公共施設など、地産地消の恩恵が実際に示されると、より身近に感じられる」と話した。