始まるおだわらハロウィン 竹の花から駅周辺に進出

社会

掲載号:2017年10月14日号

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初年度の参加者は200人ほど
初年度の参加者は200人ほど

 2004年10月におだわら竹の花商店会が企画し、スタートさせた「ハロウィンIN竹の花」。今では千人規模のイベントに膨れ上がり、今年からは商店会を飛び出し、市商店街連合会の主催で10月29日(日)に「おだわらハロウィン」が開催される。

 14年前のある夜、竹の花商店会の集まりでのこと。「ハロウィンってなによ」。「外国で子どもたちがお菓子をもらうやつでしょ」。ノウハウが何もなかったメンバーらがすべて手作りでスタートさせようとしていた。

 当時、商店会長だった望月昇さんは言う。「やろう。勢いづかせなきゃ」。コンサルタントから「ここは5年でなくなる」ときっぱり「助言」を受けた店主らは、結束するしかなかった。「それでも話が出たその年は開催を見合わせた」。誰もが口を揃えるのもそのはず、「何もわからなかった」からだ。そこで、竹の花で飲食店を営み、店内でハロウィンイベントを毎年企画していた芳賀充さんから「西欧のおばけのお祭り。子どもたちに一度はお店に来てもらうチャンス」と手解きを受け、各地から情報を集めるなど竹の花は立ち上がった。

 初年度の04年、200人ほどだった参加者は年を重ねるごとに増した。近隣市町からも参加者がやってきて5回目以降は1000人を超え、仮装コンテストが行われていた駐車場やパレードコースは仮装したちびっこや家族連れで溢れた。「パレードでラジカセを引いて歩いたよ。竹の花にこんなに人が来てくれるとは。みんな仮装したかったのかな」と、現商店会長の磯崎和彦さんは当時の様子を振り返ってほほえんだ。

 ハットにマントの「お決まりスタイル」でパレードの先頭を歩き続けた商店会の高橋正さんは、「用意したお菓子がなくなったときは急いで買いに走った。台風の時も緑公民館で強行したのが良い思い出」。いつしか「商店会のため」から「みんなの笑顔が見たい」へと目的が変わり、全員が楽しめるエンターテイメントへと成長を遂げた。毎年苦労を重ね、一から育てあげた催しが手元から離れることに、「寂しい。でも大きくなったよ」と満足げの高橋さん。「もう仮装して小田原の街を歩いていても恥ずかしくないでしょう」と芳賀さん。

 今年から商店街連合会に主催が変わり「おだわらハロウィン」として、小田原駅前周辺にスケールを拡大。10月29日(日)に仮装パレードやハルネ小田原でコンテストなどが行われる。

今や参加は1000人超える
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