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救急医療の最前線 医療レポート足柄上病院シリーズ 33 循環器部長からの転身 取材協力/県立足柄上病院

公開:2017年10月28日

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資料を手に打ち合わせをする清水智明医師 
資料を手に打ち合わせをする清水智明医師 

 今回は、地域における救急救命医療に取り組む足柄上病院の清水智明医師(55)を取材した。

 足柄上病院での勤務は10年。もともとは循環器内科の部長を務めていたが、病院上層部に直談判して「救命救急部長」に転身した。

 「上病院の一番の存在意義は、地元の患者さんの『助けて』という声に応需すること。そう考えて救命救急部をつくって頂いた」。それから3年が経った。

 足柄上病院は2次救急の病院で、主に中等症の救急患者を受け入れている。命に危険が及ぶ患者も少なくないが「救急車を呼ばずに家族が連れていらっしゃる患者さんが少なくない」という。「地域性によるものでしょうか。遠慮がちな方が多い。これからはインフルエンザに要注意。肺炎や脱水症状で急激に悪化することもあります」と警鐘を鳴らす。

 清水医師の目標は「救命士を直接雇用してドクターカーを地域に走らせること」。現在も往診はしていますが、今後はより機能的に在宅医療が提供できるよう力を入れたい、という。

 救急医療では、消防の救急隊や現場で患者に直接医療行為ができる救急救命士との連携も不可欠で、小田原市消防から救命士の研修も受け入れている。

 院内では「救急隊とのホットライン」「医療行為に及ぶ救命士への直接指示」「院内コール」に使う3つの携帯電話を持ち歩いている。「断らない救急」を標榜し、地域の安全と安心を最前線で支える医師がこの病院に勤務している。

地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立足柄上病院

神奈川県足柄上郡松田町松田惣領866-1

TEL:0465-83-0351
FAX:0465-82-5377

http://ashigarakami.kanagawa-pho.jp/

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