小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年10月28日
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大規模地震時の防災対応力向上を目的とした全市一斉の防災訓練が10月21日、自治会や市職員、広域一般廃棄物事業協同組合、消防団ら約8000人が参加して行われた。
3年目の今回は、神奈川県西部で市内最大震度6強の地震が発生したと想定。午前8時、地震発生を伝える携帯電話やスマートフォンへの緊急速報メールと行政防災無線を合図に訓練開始。参加者は広域避難所に指定されている市内25小学校への避難や、避難所の開設訓練を行った。
開始から間もなく市役所の災害対策本部には、市の配備職員や自治会長らから避難所の開設状況や道路・建物の被害などが電話や無線で次々と報告された。職員は被害の種類や場所、救助要請の有無など手早く用紙に記入し、別の職員がホワイトボードに書き出し被害状況を集約していった。
市防災対策課では「全市民が同じ日に防災に関心を持ってもらう点でも訓練は意義がある。実際に台風が迫っている中、災害に備えてもらう機会にもなったのでは」と振り返った。
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